【新唐人2010年4月15日付ニュース】ワクチン被害で寝たきりになった女児(じょじ)とその親(梁さん夫婦)は今、中国当局によって監禁されています。同様にワクチン被害にあった児童の親は、当局に一家の釈放を訴え、責任を取るよう求めます。
最近ようやく当局か釈放されたワクチン害児童の親・余さんによると、梁さん一家は現在、監禁状態にあります(訳注:「広東省新会共産党学校」に監禁されているという)。梁さんの娘は2003年のワクチン接種で発病、今は寝たきりです。
ワクチン被害児童の親 余同安さん
「彼の娘は危篤状態で、今は半ば植物人間です。飲むこと以外、何も分からないし、何もできません。」
余さんは、当局が一家を監禁した理由をこう語りました。
ワクチン被害児童の親 余同安さん
「それは、我々が海外メディアに我々の境遇を訴えたからです。本来は政府に訴えるべきですが、いくら相談しても地方から北京までみないい加減。誰も問題を解決しません。」
余さんによると、裁判の際、広東ワクチンセンターが提供した2月の温度記録には29日と30日の分がありました。この偽証に対し、何の責任も問われていないそうです。
ワクチン被害児童の親 余同安さん
「あのワクチンセンターは偽証しており、あのワクチンもそこから来ています。また裁判の際、彼らは05年2月29日と30日の温度記録を出しました。でも2月は28日しかありません。絶対に偽証で、違法なのです。」
被害児童の親は、政府がワクチン問題を認めて責任を負い、被害児童の長期的な治療費用や介護も補償するよう望んでいます。
新唐人記者がお伝えしました。